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国連人口基金(UNFPA)駐日事務所は、『世界人口白書2023「80億人の命、無限の可能性:権利と選択の実現に向けて」』日本語抜粋版の発表記念イベントを開催します。

・主催:国連人口基金(UNFPA)駐日事務所
・後援:国際人口問題議員懇談会、公益財団法人アジア人口・開発協会(APDA)、公益財団法人 ジョイセフ
・協力:一般社団法人 SRHR Japan、東京大学UNiTe 
・日時:2023年7月14日(金)10:30〜12:30
・会場:国連大学ビル 1階 アネックスホール 東京都渋谷区神宮前 5-53-70
・言語:日本語
・参加費:無料
 
【参加申し込み】
本イベントは、事前申し込みが必要です。参加ご希望の方は、Peatixよりお申し込みください。
 

本イベントでは、「世界人口白書2023」のテーマをUNFPA人道支援局長の新垣尚子が解説し、性と生殖に関する健康・権利(SRHR)や選択の自由の実現の重要性について理解を深めていただくことを目的としています。

ジャーナリストの有働由美子さんをモデレーターに迎え、大学生が若者の視点から日本の現状を踏まえて率直な意見を語るほか、国会議員、外務省など各界の有識者が、80億人に到達した世界が直面する課題について議論します。ぜひご参加ください!

【プログラム】(敬称略)

・開会の挨拶 成田詠子(UNFPA駐日事務所長)
・祝辞 黄川田仁志 衆議院外務委員長・国際人口問題議員懇談会(JPFP)事務総長
・祝辞 赤堀毅(外務省 地球規模課題審議官)
・「世界人口白書2023」日本語抜粋版発表 新垣尚子(UNFPA人道支援局長)
・挨拶 萩野聡子(東京大学UNiTe代表)
・パネルディスカッション
・モデレータ:有働由美子(ジャーナリスト)
・パネリスト:市野紗登美(外務省国際協力局 国際保健戦略官室 主査)
         井筒節(東京大学准教授)
         菅田利佳(元東京大学UNiTe代表、EMPOWER Project)         
       新垣尚子(UNFPA人道支援局長)
・Q&A
・閉会の挨拶 坂本晴子(大阪赤十字病院新生児・未熟児科 副部長、SRHR Japan)

【登壇者のプロフィール(登壇順)】

成田 詠子
UNFPA 駐日事務所長
2003年、国連経済社会局(UNDESA)コンサルタントとして国連機関でのキャリアを開始。2005年国連開発計画 (UNDP) 東京事務所を経て、2006年よりJPOとしてフィジー国連常駐調整官事務所 (UNRCO) に勤務。2008年から国連本部ニューヨークの国連開発業務調整事務所のモニタリング・評価専門家、2010年から2012年までユニット長としてラオス国連常駐調整官事務所に勤務。2012年から国連人口基金 (UNFPA) イエメン事務所の副代表を務めた後、アジア太平洋地域事務所を経て、2018年にバングラデシュ事務所の副所長に就任。2021年11月から2022年6月まで代表代行として従事した後、2022年10月より現職。
 
 
 
黄川田 仁志
衆議院外務委員長、国際人口問題議員懇談会(JPFP)事務総長
1970年、東京生まれ。東京理科大学理工学部を卒業後、米国メリーランド大学大学院沿岸海洋環境科学プログラムを修了し、理学修士取得。大阪大学大学院工学研究科土木工学専攻博士後期課程を単位取得退学。建設コンサル会社より出向し、国連環境計画で日本海を守る仕事に従事。2012年、衆議院議員選挙に初当選後、第3次安倍改造内閣で異例の早さで外務大臣政務官に抜擢された後も、内閣府副大臣、自民党の海洋総合戦略小委員会事務局長などを歴任。
 
 
赤堀 毅
外務省 地球規模課題審議官
1966年東京生まれ。東京大学法学部第二類卒業。フランス国立行政学院卒業(国際行政修士)。1989年、外務省入省。国際法局条約課長(2012年-2015年)、国際連合日本政府代表部 政務公使(2015年-2018年)、総合外交政策局審議官 兼 国連・サイバー政策担当大使(2020-2021)、国際協力局審議官(地球規模課題担当) 兼 気候変動交渉担当大使(2021)などを経て、2022年1月より現職、地球規模課題審議官(大使)。
 
 
 
 
新垣 尚子
国連人口基金 人道支援局長
国連人道問題調整事務所(OCHA)で事務次長室渉外部長、援助調整部長を含む複数の上級職を経験。その後、国連防災機関(UNDRR)政府間プロセス・機関間協力・パートナーシップ部長、地域プログラム調整・国内実施支援部長を歴任し、2019 年より現職。人道支援、開発、平和と安全保障の分野で確かな実績を持つ。前述の OCHA のほか、28 年以上にわたり国連開発計画(UNDP)、国連平和活動局(DPKO)や国際 NGO などで経験を積み、人道支援分野において、本部および旧ユーゴスラビア、ルワンダ、東ティモール、東南アフリカ諸国など各地におけるフィールド経験を持つ。
 
 
 
萩野 聡子
東京大学文学部人文学科 現代文芸論専修課程 4年
相互理解や異文化理解に向けた文化・芸術の貢献可能性に興味があり、翻訳、文体、言語の観点から研究を進めている。東京大学UNiTeおよびボイス・オブ・ユース JAPANの代表。2023年春からは、オフィスサポート・インターンとして国連人口基金駐日事務所に勤務している。
 
 
 
 
有働 由美子
フリーアナウンサー、ジャーナリスト
東京大学大学院情報学環総合防災情報研究センター客員研究員。news zero(日本テレビ)メインキャスター。NHK入局後、『NHKニュース10』、『NHK紅白歌合戦』、『NHKスペシャル』、『あさイチ』、オリンピック中継等のメインキャスターの他、アメリカ総局特派員を歴任。2018年から現職。国連、開発途上国、被災地での取材も続けている。
 
 
 
 
市野 紗登美
外務省 国際協力局国際保健戦略官室 主査
JICA海外協力隊(マダガスカル、村落開発普及員)参加後、国連人口基金(UNFPA)ウクライナに赴任。(公財)日本ユニセフ協会広報室勤務後、長崎大学大学院熱帯医学・グローバルヘルス研究科で公衆衛生学修士号取得。同大学、戦略職員として外務省国際協力局国際保健政策室に出向(国際保健政策専門員)し、現在に至る。
 
 
 
 
井筒 節
東京大学大学院 農学生命科学研究科 准教授
東京大学大学院医学系研究科精神保健学分野保健学博士。国連人口基金専門分析官、国連本部心理官及び精神保健・障害チーフ、世界銀行上級知識管理官、第3回国連世界防災会議「障害を包摂した防災パブリック・フォーラム」議長、国連障害と開発報告書「精神障害タスクチーム」共同議長等を歴任し、現職。ディズニー作品等の翻訳・解説も担当。
 
 
 
 
菅田 利佳
東京大学 UNiTe 元代表、東京大学 教育学部 卒業
自身の経験から、教育や音楽を通じて誰もがそれぞれの個性を伸ばせる社会の実現に貢献したいという志を持ち、在学中の研究成果から、東京大学総長大賞を受賞。国連障害者権利条約締約国会議、世界防災フォーラムにて、EMPOWER Projectの取り組みなどを発表。現在、外資系金融機関勤務の傍ら、ピアニストとしての演奏活動にも励む。
 
 
 
 
坂本 晴子 
大阪赤十字病院新生児・未熟児科部副部長、小児科医
京都女子大学非常勤講師。1999年京都大学医学部卒。神戸市立中央市民病院、大阪赤十字病院で勤務し、2014年より現職。日本救急医学会救急科専門医、日本小児科学会小児科専門医・指導医、臨床遺伝専門医。堺市子ども虐待検証部会委員・子育て支援部嘱託医(特別支援保育担当)。大阪府の中学校で包括的性教育に携わる。SRHR Initiativeメンバー。2021年より世界人口白書日本語版の和訳や発表イベントに参画。