6月22日に「お母さんの命を守るキャンペーン」を開始し、既に1ヶ月半が経とうとしています。「世界人口デ-」特別記念展示およびイベント、7月4日のシンポジウムには、多くの方にご参加いただきました。厚く御礼申し上げます。7月4日に開催されたイベントには、秋篠宮妃殿下の御臨席を仰ぎ、シンポジウムではおことばも賜りました。
キャンペーンの趣旨にご賛同くださり、サポーターとしてお名前をご登録頂いた方も着実に増えて参りました。皆様にもサポーターとなっていただくようお願いするとともに、周囲の方々にご紹介いただけましたら有難く存じます。東京事務所としましても、今後も引き続き、キャンペーンをより多くの方にご理解いただけるよう、努力して参る所存です。
今年は、国際社会においても、お母さんの健康に関連した重要な会議が予定されています。
10月27~28日、エチオピアのアディスアベバで「『国際人口開発会議(ICPD/カイロ会議)行動計画』実施のための国際国会議員会議(IPCI/ICPD)」が開催されます。この会議では、1994年に開催された国際人口開発会議で合意された「行動計画」を達成するために必要とされる取組みに関連し、今までの成果の検証と今後の展望について議論します。さらに、「行動計画」とミレニアム開発目標(MDGs)の達成の深い関連性についても議題として取り上げられ、特に、最も進捗の遅れている目標5「妊産婦の健康の改善」のため、"お母さんの命を守る"ための効果的な戦略についても話し合われる予定です。
国連人口基金とともに、日本からも世界のお母さんを応援いただけますよう、よろしくお願い致します。