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国連人口基金「#STOPデジタル暴力キャンペーン」

2020年の国連*の調査によると、オンライン上で標的にされやすいのは、女性や若者、特にミレニアル世代、Z世代がターゲットになりやすいという傾向が明らかにされています。オンライン上の誹謗中傷、脅迫、ストーキング、なりすまし、性的搾取、「晒し」などは、現実世界を生きる被害者の心や体の“今”だけではなく“未来”、そして家族にまでも深刻な影響を及ぼします。通知音に怯え、外出を控え、自ら命を絶つまでに追い詰められる女性たち。国連人口基金(UNFPA)は、パートナー団体とともに「#STOPデジタル暴力キャンペーン」を実施し、オンライン上の暴力撲滅を目指します。

 

UNFPAは、毎年11月25日の「女性に対する暴力撤廃の国際デー」から12月10日の「人権デー」までの「ジェンダーに基づく暴力に反対する16日間」に、グローバル・アクション・キャンペーンを展開しています。2021年は女性や少女に対するインターネット上の暴力に焦点を当て、世界各国における被害女性のストーリーを紹介し、デジタル暴力の実態に関するレポートを発表することにより、オンライン上の暴力が現実の暴力と同じように被害者に深刻な影響を及ぼすことについて、啓発していきます。

 

日本国内においては、キャンペーン初日にメイクアップアーティスト/僧侶の西村宏堂氏、国際大学グローバル・コミュニケーション・センター准教授の山口真一氏らをゲストに迎え、トークイベントを実施。また、牧島かれんデジタル大臣ら有識者によるデジタル暴力撲滅に向けたメッセージを紹介するともに、主に若者を対象にキャンペーン・ハッシュタグを用いた発信を促し、デジタル暴力撲滅を目指していきます。皆様のご参加をお待ちしています!

 

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〇アクション

1)トークイベント

11月25日のキャンペーン初日に、メイクアップアーティスト/僧侶の西村宏堂氏、国際大学グローバル・コミュニケーション・センター准教授の山口真一氏らをゲストに迎え、デジタル暴力について考えるトークイベントを実施します。イベントの様子はYouTubeライブや録画配信でも視聴可能です。申込不要、無料。ぜひ以下のURLからご覧ください!

 

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日時:11/25(木) 17:00~18:30

会場:HELLO, VISITS東京大学2F ワークショップスペース

住所:東京都文京区本郷4-1-7 第二近江屋ビル 2F)

YouTubeライブ・録画配信はこちらから。

 

2)デジタル暴力を受けた女性たちのストーリーを紹介

UNFPA駐日事務所のウェブサイトやSNSで、人気リアリティ番組に出演し、22歳で亡くなったプロレスラーの木村花さんのストーリーを、母・木村響子さんのご協力を得て紹介します。その後も16日間のキャンペーン期間中、各国の女性たち6人の体験談や思いを掲載・投稿していきます。なお全11話は、UNFPA本部のキャンペーン特設サイト(英語)で読むことができます。

 

3)有識者らのメッセージを紹介

牧島かれんデジタル大臣、国会議員、木村花さん母・木村響子さん、協力団体などの有識者のメッセージを、ウェブサイトおよびSNSで発信していきます。

 

4)「#STOPデジタル暴力」参加のお願い

ソーシャルメディアであなたの声を届けてください!

「#STOPデジタル暴力」を付けて、被害者を勇気づける言葉やデジタル暴力についてあなたが考えるメッセージを発信してください。UNFPAのキャンペーン関連投稿へのいいね、シェア、リツイートもお願いします!

 

〇背景

国連は「cyberbullying(オンライン上の誹謗中傷、ネットいじめ)」を明白な人権侵害として定義し、特にオンライン上のような孤独かつ法制度が十分に整備されていない状況の中でも、人権が守られるべきであり、中でも女性や少女は脆弱な立場にあることを指摘しています。

コロナ禍でデジタル化が進む一方、私たちは増加の一途を辿る、このデジタル暴力の撲滅に早急に取り組む必要があります。

 

〇「デジタル暴力」とは?

オンライン上のさまざまな権利侵害の形態を指します。例えば、

誹謗中傷、嫌がらせ、脅迫

ストーキング

なりすまし

個人情報の「さらし」

悪意のある画像加工(別の人の身体に顔を合わせる加工など)

リベンジ・ポルノ

性的搾取

人身売買、など

 

〇暴力に関する相談先

DV相談について(内閣府)

電話相談窓口一覧(厚生労働省)

SNS相談窓口一覧(厚生労働省)

子供(こども)のSOSの相談窓口(そうだんまどぐち)(文部科学省)

特定非営利活動法人ぱっぷす(ポルノ被害と性暴力を考える会)

 

〇パートナー団体

主催:国連人口基金(UNFPA)駐日事務所

共催:特定非営利活動法人 日本医療政策機構(HGPI)

後援:内閣府、外務省、デジタル庁、国際人口問題議員懇談会(JPFP)、性暴力のない社会の実現を目指す議員連盟(ワンツー議連)

協力:公益財団法人アジア人口・開発協会(APDA)、国際家族計画連盟(IPPF)、公益財団法人ジョイセフ、人口と開発に関するアジア議員フォーラム (AFPPD)、特定非営利活動法人ぱっぷす(ポルノ被害と性暴力を考える会)、公益財団法人プラン・インターナショナル・ジャパン

 

*Online and ICT-facilitated violence against women and girls during COVID-19 (UN Women, 2021

 

【取材のお申し込みや、本件に対するお問い合わせ】

UNFPA駐日事務所 上野

E-mail: ueno@unfpa.org