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11月22日、所長の佐崎が文教大学で、「世界の人口課題と国連の役割」と題した講義を行いました。この講義で佐崎は、「国連人口基金の役割」について説明した後、「世界人口問題」「ミレニアム開発目標(MDGs)から持続可能な開発目標(SDGs)へ」「妊産婦死亡およびセクシュアル・リプロダクティブ・ヘルスの現状」「児童婚」「ジェンダー平等と女性のエンパワーメント」など、世界の動向や問題を取り上げて話をしました。講義の中で佐崎は、女性の地位向上・ジェンダー平等の重要性を訴え、それには多面的なエンパワーメントが不可欠であることを説明しました。講義後には、生田裕子教授や、学生さん達と、活発な意見交換が行われ、大変有意義な時間となりました。また、最後には国連で働くことに関するキャリアガイダンスにも触れ、学生たちからいろいろな質問が出ました。この講義には前国連人口基金広報官であり、元文教大学教授である中村恭一先生のご参加も得て、国際社会の今後の動向についても話し合われました。