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8月19日は、「世界人道デー」です。これは、2003年の8月19日にイラク・バグダットの国連事務所本部が爆破され、22名の人道支援関係者が犠牲になった事件をきっかけとして、世界中で人道支援に関わる人々に思いを寄せるため2009年に国連総会で制定されました

 

国連人口基金(UNFPA) 事務局長ナタリア・カネムは、この「世界人道デー」に際し、以下の声明文を発表しました。

 

新型コロナウィルス感染症、危機や災害と闘う

私たちの身近にいるヒーローたちを称えて

 

人命救助の現場は、かつてないほど過酷な状況にあります。

 

昨年、支援活動を行う人々への攻撃がこれまでの記録を上回り、何百人もの人道支援関係者が暴行や傷害を受け、誘拐され、そして殺されました。

 

今年は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックの中、医療従事者にかかる負担やリスクが高まっています。医療従事者は、命を奪い得るCOVID-19の感染リスクにさらされているだけでなく、徐々に増加しつつある恐怖や間違った情報による誹謗中傷にも脅かされています。

 

こうした暴力や感染症の拡大にもかかわらず、人道支援に携わっている私たちの身近にいるヒーローである彼らの活動は止まることなく継続しています。世界中の人々が、自分たちのコミュニティーや世界中で困難な人道支援活動に尽力しています。

 

世界人道デーに際して、UNFPAは支援活動の過程で負傷や死亡した人々を追悼し、最も支援を必要とする人々の救命や保護活動に従事している人々に敬意を表します。

 

声明文の全文(英語)はこちら

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