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2001年6月、HIV/エイズ国連特別総会(UNGASS)において、エイズは将来の世代に対する最大の脅威であると認識された。それを受けて、各国政府は、感染者、エイズが理由で孤児となった人々、社会的に弱い立場になった人々に対する予防、支援、治療に早急に取り組むことを誓約した。

世界各国は、2001年に採択された目標を達成する上での進展具合や残された課題を確認するため、6月2日に総会の特別会合を設けることとなっている。国連人口基金(UNFPA)が主催する一連のイベントでは、これらの課題に加え、新たな感染を防ぎ、HIV/エイズの蔓延を抑制するための充分な資金を各国が得ること、および政策とプログラムを導入する必要性が強調されるであろう。

国連人口基金 関連行事は以下のとおり。

 6月1日(水) 会場:国連本部 S-226号室
 11:00~

・ 「私たちの声、私たちの未来: HIV/エイズに関する国連特別総会宣言の進展につき、若者による報告」発表記者会見

12ヶ国の若者たちがエイズへの取り組みの成果を報告する。彼らは資金の不足を指摘し、2001年における、とりわけ若い人々の健康で安全な生活の確保するための方策を提言する。

参加者:トラヤ・オベイド 国連人口基金事務局長、若者の代表として、インドからヴィクラム・シン・レイスラム、ナイジェリアからユニス・アゲテ

 13:00~

・ 「若者の声を中心とした、世界中でHIV/エイズを克服する方法に関する電話会議」

参加者: 若手作家、インドからヴィクラム・シン・レイスラム、ナイジェリアからユニス・アゲテ、UNFPA HIV/エイズ部門長スティーブ・クラウス。

 6月2日(木)11:00~

・ 予防をテーマとした円卓会議

議題:女性、若者、社会的弱者のHIV/エイズ予防。
参加者:トラヤ・オベイド 国連人口基金事務局長。政府代表者、国連関係者、市民団体。 主催者: 国連人口基金(UNFPA)、UNESCO、国連薬物犯罪オフィス