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【ブルキナファソ「若者の性と生殖に関する健康・権利の強化支援プロジェクト」】

2020年12月21日

 

ブルキナファソ家庭福祉協会(ABBEFが担当しているセントラル・ウェスト州での開始式の様子

 

国連人口基金(UNFPA)ブルキナファソ事務所は、今年3月より日本の国際協力NGOジョイセフと協力して「若者の性と生殖に関する健康・権利の強化支援プロジェクト」を実施しています。ブルキナファソ政府と日本政府および両国の開発パートナーと実施する多国間協力事業の一例であるこのプロジェクトは、日本政府の援助により行われており、性と生殖に関する分野において、対象コミュニティの住民の健康と人権を保障することを目的としています。

 

ブルキナファソでは、若者の性と生殖に関する健康/権利(リプロダクティブ・ヘルス/ライツ)に関して多くの課題があります。特に女性と少女に対して、女性性器切除(FGM)、肉体的および言語的暴力、早期または強制的な結婚、強姦や女性の社会的排除などさまざまな形の暴力がある他、思春期および若者の性に対するネガティブな認識や女性の権利に関する一般的な知識が不足していることも問題となっています。

7月末にプロジェクト開始式が首都のワガドゥグで行われましたが(参考ページはこちら)、その後、4つのプロジェクトの対象地域でも、総勢約300人を対象に開始式が行われ、プロジェクトが進んでいます。

 

10月に、ABBEFが実施する2つの郡で、それぞれ約85名が参加し、プロジェクトの目的を確認しました。また開始式のプログラムの一部として、若者、親、教師、保健スタッフ、コミュニティリーダー、行政官など、多様な立場にいるアクターたちで構成されたグループをつくり、このプロジェクトで果たす役割について話し合うワークショップを実施しました。ジョイセフがこれまでフィリピン、バングラデシュ、カンボジアなどで行ってきた経験をもとに提案した方法をブルキナファソの状況に合わせて現地パートナーたちが実施したところ、参加者から「自分たちとは違う世代と話し合うことができた」との良い反応がありました。このワークショップは、現地のラジオや新聞などでも報道されました。

 

ワークショップで若者と大人が自分たちの役割についてディスカッションする様子

 

ブルキナファソ大統領夫人が代表を務めるKIMI財団が担当するセントラル州のボゴドゴ地区とサイ・ノギン地区でも、プロジェクトが進行しています。本事業では、UNFPAブルキナファソ事務所、ジョイセフ、ABBEF、KIMI財団が連携し、性と生殖に係る健康/権利(SRHR)の向上を目指しています。

 

関連ウェブページ

UNFPA東京事務所の本プロジェクトに関する過去の発表

【ブルキナファソの「若者の性と生殖に関する健康・権利の強化支援プロジェクト」へ日本政府の支援が決定】

【ブルキナファソの「若者の性と生殖に関する健康・権利の強化支援プロジェクト」の開始式が現地で開催されました】

外務省のウェブサイトはこちら

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