3月11日の東日本大震災から早や5カ月が経とうとしていますが、今でも余震が続き、復興の道のりも長期にわたることが予想され、まだまだこの未曽有の大災害は終わらない、と実感しています。
しかし、東北地方を中心とした甚大な被害に対しては、日本各地からだけでなく日本が支援を行っている途上国も含めた世界各地からも温かい支援が集まりました。
また、国連人口基金事務局長のババトゥンデ・オショティメインは、犠牲になった方へのお悔やみと、被災された方へのお見舞いの意を表わしました。
また国連人口基金は、パートナーである国際協力NGO ジョイセフ (財団法人 家族計画国際協力財団)との協力のもと、岩手県を中心とした被災地の女性のために支援パッケージを配布しています。
世界に目を向ければ、2011年は世界人口が70億人になる年でもあります。
国連人口基金は、ニューヨーク本部を中心に世界中で、IBM、フェイスブック、ナショナル ジオグラフィックなどのグローバル企業と提携し、10月31日の「70億人の日」に向けて、世界各地で様々なイベントや企画を実施します。
東京事務所でも、「70億人の世界」についての様々な課題に対して関心を持ち、それを解決するために身の周りのことからアクションを起こしてもらうよう呼びかけることを目的として、「70億人の世界×70億人のアクション」キャンペーンを行っていきます。
震災後の支援が教えてくれた世界とのつながりを感じながら、日本の皆様に世界が抱える問題に関心を持ち、まずは身近なことからでも、一つアクションを起こすことから始めていただければと思います。
皆様のご協力をお願いいたします。