お茶の水女子大学ジェンダー研究センター主催の公開シンポジウム「サステイナビリティとジェンダー:科学と人類の未来を担う新たなパートナーシップを求めて」において、所長の佐崎がゲストスピーカーの一人として参加しました。佐崎は「人口問題とリプロダクティブ・ヘルス」というテーマで、国連人口基金の役割を紹介した後、人口問題と持続可能な開発の関連性を1994年の国連人口開発会議およびその行動計画書、さらにリオ+20を踏まえてお話ししました。さらに、リプロダクティブ・ヘルス/ライツにおけるジェンダー課題の改善を目指す国連人口基金の成功活動事例として、ニジェールの「夫の学校」を紹介し参加者の関心を惹き付けました。
シンポジウムでは舘かおる氏(お茶の水女子大学大学院教員、お茶の水女子大学ジェンダー研究センター教員)、菅野琴氏(元ユネスコ職員、お茶の水大学ジェンダー研究センター客員研究員)、二村まどか氏(国連大学専門職員)および高尾綾子氏(フェリス女学院専任講師)もゲストスピーカーとしてお話しをされ、その後参加された男性たちの興味深い意見も踏まえ活発なディスカッションが行われました。
左より二村氏、舘氏、菅野氏、所長、高尾氏 シンポジウムの様子
講演中の所長 質疑応答の様子