PDFは上記矢印をクリックするとご覧いただけます。
野々垣 晶代(ののがき あきよ)
看護師、保健師、看護学博士
2008年名古屋大学を卒業後、同大学医学部附属病院(神経内科・老年科)に勤務。その後、私立の産婦人科病院へ転職し、外来、病棟、手術室、新生児室業務に従事。計6年間の臨床経験を経るうちに、大学教員への道に関心を抱き、大学院進学を志す。
2014年名古屋大学医学系研究科看護学専攻に入学。同年、文部科学省の博士課程教育リーディングプログラムである、『ウェルビーイングinアジア実現のための女性リーダー育成プログラム』に1期生として参加。博士後期課程への進学を決意するとともに、国際保健分野でのキャリア形成を目指し始める。本プログラムを通して、国際協力や国際保健を学び、JICAカンボジア事務所と国連人口基金アジア太平洋地域事務所(タイ)でのインターンシップの機会を得る。
博士後期課程では、カンボジア現地NGOと協働で、都市貧困地区に在住する糖尿病罹患者の疾病自己管理能力向上を目指した疫学研究を実施。2019年4月より、ソフト系開発コンサルティング会社であるアイ・シー・ネット株式会社に就職。JICA技術協力プロジェクトである『ガーナ国北部3州におけるライフコースアプローチに基づく地域保健医療サービス強化プロジェクト』に『業務調整/研修マネジメント/非感染症/栄養』専門家として従事。
2020年10月より、『新型コロナウィルス感染症COVID-19影響削減のためのJAPAN-UNVパートナーシップ』事業による国連ボランティアとして国連人口基金エチオピア事務所に勤務。『新型コロナウィルス感染症拡大禍における性と生殖に関する健康分野プログラムオフィサー』として、コロナ禍における性と生殖に関する保健サービスの提供と強化に取り組む。2022年10月より、同事務所にて、人道支援プログラム分析官として、主に保健やジェンダー分野の人道支援プロジェクトに従事。