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TICADとは、日本が国連機関(国連開発計画、アフリカ特別調整室)および世界銀行と共催で開催する、アフリカの開発をテーマとする国際会議です。第1 回TICADは1993年に開催され、以後5年毎に行われてきました。第4回TICADは、来たる5月28~30日に横浜において開催されます。

国連人口基金の取り組み

 

第4回TICADでは、「成長の加速化」「ミレニアム開発目標達成」「平和の定着と民主化」「環境・気候変動問題への対処」が4つの大きな柱とされています。各国際機関は、各分野別にクラスター・グループを設けて提言をまとめる作業を進めており、国連人口基金は保健クラスターの取りまとめ役をユニセフ(UNICEF)とともに担当しています。また、5月の会議には事務局長のトラヤ・A・オベイドも出席することになっています。

この第4回TICADに際して、国連人口基金では、アフリカにおける開発とジェンダーに関連するサイドイベントをいくつか開催する予定です。サイドイベントについては詳細が決定次第、随時ご案内していきます。

TICADと野口英世アフリカ賞

第4回TICADを機に、野口英世アフリカ賞は、アフリカに関する医学研究または医療活動分野において顕著な功績を挙げた人物を表彰することにより、アフリカでの感染症等の疾病対策の推進に貢献し、これにより人類の繁栄と世界の平和に貢献することを目的として設立されました。本日3月26日、日本政府は第 1回野口英世アフリカ賞をブライアン・グリーンウッド博士(英国)とミリアム・ウェレ博士(ケニア)の両氏に授与することを決定し、本年5月末の第4回 TICADの場で授賞式がとり行われる予定です。受賞者の一人のウェレ博士は、1993~2000年、国連人口基金のアディスアベバ(エチオピア)技術支援事務所長を務めました。

TICADに関するお問い合わせ

外務省
TEL:03-3580-3311(代表)

野口英世アフリカ賞に関するお問い合わせ

内閣府大臣官房 野口英世アフリカ賞担当室
電話:03-5253-2111(代表)、03-3584-5430(直通)
ファックス:03-3581-5432
Eメール:g.noguchi-prize@cao.go.jp