Go Back Go Back
Go Back Go Back
Go Back Go Back

12月5日~10日:新垣尚子・人道支援局長が来日  「世界人口白書2024」日本語抜粋版など説明

12月5日~10日:新垣尚子・人道支援局長が来日  「世界人口白書2024」日本語抜粋版など説明

ニュース

12月5日~10日:新垣尚子・人道支援局長が来日  「世界人口白書2024」日本語抜粋版など説明

calendar_today 10 1月 2025

2024年12月6日、「世界人口白書2024」日本語抜粋版について記者に説明する国連人口基金 人道支援局長・新垣尚子=東京都渋谷区
2024年12月6日、「世界人口白書2024」日本語抜粋版について記者に説明する国連人口基金 人道支援局長・新垣尚子=東京都渋谷区

125日~10日、国連人口基金 人道支援局長・新垣尚子が来日し、「国際人口問題議員懇談会(JPFP)」での活動報告、「世界人口白書2024」日本語抜粋版についての記者ブリーフィングのほか、様々な政府関係者や国会議員の皆さんを表敬訪問しました。

新垣は、1210日に衆議院第2議員会館で開かれた「国際人口問題議員懇談会(JPFP)」の役員会で、「世界人口白書2024」日本語抜粋版の発表と人道支援活動についての報告をしました。役員会には、会長の上川陽子衆議院議員、会長代行の逢沢一郎衆議院議員、事務総長の黄川田仁志衆議院議員、寺田静参議院議員が出席しました。また、125日に発表されたUNFPAの「人道支援の概要 グローバルアピール2025」について説明し、2024年に訪れた人道支援の現場について伝えました。

特に毎年訪れているアフガニスタンについて詳しく話し、「タリバンがアフガニスタンに復権してから各国の外交団は一時国外に出たが、日本は最も早くアフガニスタン国内に戻った外交団の一つで、他のドナー国からも高く評価されている」と述べました。これに対し上川会長からは「毎年の訪問に基づく大変重要な指摘であり、現場における日本政府の存在感の重要性が理解でき、現場のリアルな状況を伝えていただいた。日本としてどう取り組んだらいいか考えるため、今後もよく実態を把握したい」とのコメントがありました。

(写真説明)国際人口問題議員懇談会の役員会後の記念撮影。右から黄川田仁志衆議院議員、新垣尚子UNFPA人道支援局長、上川陽子衆議院議員、成田詠子UNFPA駐日事務所長、寺田静参議院議員

 

129日には外務省国際協力局の喜多洋輔・国際保健戦略官を表敬訪問し、日本政府のUNFPAへの協力に謝意を伝えるとともに、今後のさらなる連携・協働を確認しました=写真下

 

また、元厚生労働大臣の武見敬三参議院議員への表敬訪問=写真下=では、「世界人口白書2024」日本語抜粋版と「人道支援の概要 グローバルアピール2025」を紹介するとともに、人道支援の現状について報告しました。

 

新垣はこのほか、1210日に立憲民主党本部で小川淳也幹事長を表敬訪問し、同席した井坂信彦衆議院議員、田島麻衣子参議院議員とともに懇談し、世界各地の紛争による犠牲者の多くが女性や少女であることなどを伝えました。

(写真説明)右から井坂信彦衆議院議員、田島麻衣子参議院議員、小川淳也幹事長、新垣、成田、上野ふようUNFPA駐日事務所所長補佐(立憲民主党提供)

 

さらに129日~10日にかけて、泉健太衆議院議員、辻元清美参議院議員、寺田静参議院議員、西村智奈美衆議院議員、福山哲郎参議院議員、山添拓参議院議員にそれぞれ表敬訪問し、UNFPAの活動について報告するとともに、今後の支援の在り方などについて意見交換をしました。

また今回の訪日では、「世界人口白書2024」日本語抜粋版の発行を機に126日、日本国内の主要メディアの記者を招いて懇談会を開きました=写真下。朝日新聞、NHK、共同通信、日経新聞、ハフポストから、国際問題やジェンダーをテーマに取材をしている専門記者6名が参加しました。

第一部では、新垣による説明に加え、監訳を担当した、池田裕美枝氏(産婦人科医、一般社団法人「SRHR」代表理事)、林玲子氏(国立社会保障・人口問題研究所 所長)、森臨太郎氏(京都大学大学院医学研究科客員教授)がオンラインで参加し、それぞれの視点から、世界人口白書の内容についてコメントし、記者からの質問に答えました。

第二部では、「人道支援の概要 グローバルアピール2025」をもとに、新垣が訪れた人道支援の現場での具体的な状況を説明しました。