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「貧困撲滅のための国際デー」を迎える本日、国連人口基金(UNFPA)は、貧困撲滅のための活動の中核となる人権の推進に取り組むことを改めて確約します。

人権の保障を推進し、尊重されなければ、ミレニアム開発目標(MDGs)を達成することはできません。すべての人が生まれながらに人間としての尊厳を持ち、平等な存在であることを守るために、より大きな行動を起こさなければ、極度の貧困と飢餓を撲滅することはできません。そして、セクシュアル/リプロダクティブ・ヘルス(性と生殖に関する健康)への権利を保障しなければ、助かるはずの妊産婦の死亡や、HIV感染の蔓延を阻止できないでしょう。

国連人口基金は、機会均等と人権保障の推進に全力で取り組むことを、本日再確認します。望まれない妊娠をなくし、すべての出産が安全に行われ、そして女性の社会的地位が向上し、男女共同参画が推進されるよう取り組み続けます。

今日、「貧困撲滅のための国際デー」に際し、国連人口基金はリプロダクティブ・ヘルス/ライツへの支援を拡大するよう世界各国の政府に求めます。人権が実生活の中で確実に保障され、全ての人が尊厳を持って生きられる世界を実現するため、共に努めましょう。