日本政府は、令和二年度補正予算から国連人口基金（UNFPA）に対して、約920万米ドルの拠出を行うことを決定しました。この支援を受け、UNFPAはアジア太平洋、中東、東欧・中央アジア、東南部アフリカ、の4地域9カ国で、女性の健康と権利を守るプロジェクトなど計9の人道支援事業を実施しました。
国名/プロジェクト名
▼ミャンマー
ラカイン州、カチン州、シャン州北部の人道的状況に対応するためのUNFPA及びIOMのプロジェクト
▼バングラデシュ
性と生殖に関する健康・権利（SRHR）とジェンダーに基づく暴力（GBV）に関する支援を通じたコックスバザールにおける女性及び女児の保護支援
▼トルコ
トルコにおける若年シリア難民の保健と社会統合の拡大支援
▼シリア
女性及び若者のレジリエンス強化支援
▼イラク
人道危機状況による影響を受けた国内避難民、帰還民、難民の女性及び女児に対する統合的なリプロダクティブ・ヘルス及びジェンダーに基づく暴力の予防と対応に関するサービスの提供
▼イエメン
イエメンの最も脆弱な人々に対するジェンダーに基づく暴力に対応する統合的緊急サービスとリプロダクティブ・ヘルスサービスの提供
▼ヨルダン
ヨルダンにおけるシリア難民女性、少女、少年及び男性に対する必要不可欠なリプロダクティブ・ヘルス・サービスの提供
▼パレスチナ
女性の健康：ガザ地区と西岸の脆弱な地域における性と生殖に関する健康と乳がんの緊急ニーズへの支援
▼マダガスカル
マダガスカルで最も弱い立場にある女性のための、総合的な緊急リプロダクティブ・ヘルスとジェンダーに基づく暴力の予防及び対応サービスの提供
