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新年あけましておめでとうございます。

国連人口基金にとって2005年は、インド洋津波被災地における緊急人道支援に始まった1年でしたが、その後、更に支援延長が決定し、今年6月まで継続して活動していくことになりました。また、2005年10月のパキスタン北部を襲った地震被害への対応も合わせ、緊急人道支援への取り組みの必要性、重要性を痛感した1年でした。

また、9月にニューヨークで開催された世界サミットの成果文書に「性と生殖に関する健康の完全普及」が盛り込まれたことは嬉しいニュースでした。「ミレニアム開発目標」達成に向けて、性と生殖に関する健康の推進が正式に合意されたことになります。今までいただきました皆様のご支援がこのような形で結実したことを喜ぶと共に、今後具体的な行動を通して、この合意を実現する責務も感じています。2006年は、その意味で非常に重要な年になると思います。 4年目になる国連人口基金 東京事務所にとっても、皆様のご協力があったからこそ、少しづつではありますが、キャンペーンや政策提言活動を広げてこられたのではないかと存じます。

本年も、皆様からのより一層のご指導ご協力のもと、国連人口基金の3つの活動目標である人口問題、性と生殖に関する健康/権利の推進、ジェンダーの平等の課題に向けて、努力していきたいと思っております。2006年もどうぞよろしくお願い申し上げます。