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1945年10月24日に国連憲章が発効したのを記念し、1947年の国連総会において、この日が「国連デー」に定められました。そして今年は、日本が国連に加盟して50年になります。この節目の年、10月25日に国連大学ビルで「国連加盟50周年を記念して」というテーマで国際シンポジウムが開催されます。今年は武見敬三厚生労働副大臣の基調講演で始まり、国連諸機関、大使館関係、NGO関係等、多岐にわたるパネリストが、これからの日本と国連の関係、更に国際社会と日本について考えます。

私も午後4時15分からのセッション4 「国連の現地活動と日本」では、モデレーターを務めます。国連人口基金東京事務所もインフォメーションブースを設置し、みなさまのご来場をお待ちしております。こういった機会になるべくたくさんの方に国連大学のビルを訪れていただいて、国連、国連人口基金の活動、役割などの理解を深めていただければと願っております。

1階のエントランスホールでは、常時、国連機関の活動の一端を紹介するパネル展示を行っています。私たちも今年7月3日から14日まで、7月11日の「世界人口デー」にあわせてパネル展示をいたしました。ご覧くださった方も多いと思いますが、テーマは、国連人口基金が取り組む人口関連問題、性と生殖に関する健康、妊産婦の健康、HIV/エイズ、緊急人道支援です。こういったテーマは決して遠い別世界のことではなく、身近な問題であり、支援のかたちもさまざまな可能性があります。10月24日の国連デーを機に、世界で起きている様々な問題とそれに対し国連の諸機関、そして皆さんが共にできることを考えてみたいと思っています。