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新年あけましておめでとうございます。

2006年の国連人口基金にとっての朗報は、ミレニアム開発目標に「性と生殖に関する健康」を盛り込むことが承認されたことでした。10月の国連総会において、目標5「妊産婦の健康改善」の新たなターゲットとして「2015年までに、誰もが性と生殖に関する健康関連のケアやサービスが受けられるようになる」ことが追加されることになったのです。これも、皆様のご協力ご尽力の賜物と感謝しております。

また、昨年11月にはバンコクで『「国際人口開発会議(ICPD)行動計画」実施のための国際国会議員会議』が開催されました。最終日に採択されたバンコク公約宣言では、ミレニアム開発目標において、ICPD行動計画の実施が必要不可欠であることが再確認されました。日本からも国際人口問題議員懇談会(JPFP)会員の方々が出席され、特に福田康夫衆議院議員は同会議の議長を務め、人口問題解決へ前進するための一歩に大きく貢献されました。

今年9月には5周年を迎えることになる国連人口基金東京事務所も、皆様からのより一層のご指導ご協力のもと、性と生殖に関する健康/権利の推進に向けて、努力していきたいと思っております。2007年もどうぞよろしくお願い申し上げます。