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師走の候、ご清祥のこととお慶び申し上げます。

国連人口基金東京事務所が昨年の6月22日に開始した「お母さんの命を守るキャンペーン」は、本年7月11日の「世界人口デー」に幕を閉じました。多くの皆様のご協力を得て、36,666名もの方々がサポーターとして登録してくださり、8,314,734円(2010年10月現在)の寄付金が寄せられました。皆さまからの温かいご支援に感謝するとともに、お礼申し上げます。

キャンペーンは終了しましたが、「お母さんの命を守る」活動は終わりません。企業とのコラボレーション企画「from Papa to Mama」をはじめ、国会議員やアーティストとの連携を通して、これからもより多くの方々と開発途上国の「お母さんの命を守る」ために活動を続けて参ります。

 2011年1月1日からは、ナイジェリアの保健大臣を務めた、ババトゥンデ・オショティメイン(MD)が国連人口基金の事務局長に就任致します。今後の基金の活動における性と生殖に関する健康女性のエンパワーメント、人口と開発戦略について、豊かな経験と強いリーダーシップ、そして実績のある運営手腕を活かすことが期待されています。この新しい風に乗って、東京事務所でもより一層努力して参ります。

また、2011年の後半には、世界人口が70億人に到達するといわれています。1987年に50億人、1999年に60億人と増えてきている世界人口は、2050年には約91億人になると見込まれています。70億人目の赤ちゃんがいつ、どこで生まれるのか、世界が注目するのと同時に、人々が人口問題に関心を持つ機会となるのではないかと、期待をしております。

今後ともご指導ご鞭撻賜りますよう、スタッフ一同心よりお願い申し上げると共に、2011年の皆様のご多幸とご活躍をお祈り申し上げます。