以下がバグダッドでの国連現地本部爆破事件に対する国連人口基金 事務局長トラヤ・オベイドの声明です。
私も同僚も、何人もの人を負傷させ、セルジオ・デメロ国連事務総長特別代表、国連職員や罪のないイラク人の命を奪ったバグダッドで起きた国連本部爆破事件に強い衝撃を受け、大変悲しく思っております。
アナン国連事務総長のおっしゃる通り、デメロ氏は他人の苦痛を軽減することに人生を捧げ、紛争の解決を導き、復興プロセスも手助けした大変偉大な存在でした。デメロ氏は国連緊急援助調整官、国連人権高等弁務官や東ティモールやコソボで事務総長特別代表を努めてきました。イラクでは、イラク人が自らの運命をコントロールできるよう、また、平和と完全独立が果たせるよう支えてきました。この目的を果たすためにデメロ氏をはじめ、彼と同様に献身的な国連職員が命を落としたことは大変悲惨に思います。
亡くなった方々に対し深く悲しみ、家族の方々にお悔やみ申し上げます。