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中央アメリカとカリブ地域におけるHIV/AIDS予防のための新しいプログラムが4月初旬、キューバのハバナにて正式に開始された。このプログラムは、 OPEC国際開発基金が320万米ドルを拠出し、西側諸国の中最もHIV/AIDS感染率が高い本地域における青少年性感染症に対する意識向上を目的として国連人口基金が実施する。さらに青少年向けにジェンダーや文化的側面に配慮したセクシャル・ヘルス・ケアおよびリプロダクティブ・ヘルス・ケアを提供する。

このプログラムは2002年11月、国連人口基金とOPEC国際開発基金の間で合意された協定を追随するものであり、被援助国にはベリーズ、コスタ・リカ、グアテマラ、ガイアナ、ホンジュラス、セイント・ルシアが含まれる。ハバナでのプロジェクトの開始は、ラテン・アメリカとカリブの人々のための性感染症(STI)、HIV/AIDSに関する第二回会合と時を同じくして行われ、会合では国連人口基金の和気邦男事務局次長と、OPEC国際開発ウィーン支部のエドウィン・グチエレズ(Edwin Gutierrez)高官が出席し、スピーチを行った。