国連人口基金(UNFPA)は津波の被害を受けたナングル・ アチェ・ダルサムラ州におけるリプロダクティブヘルスサービスの緊急対策を推進するため、地域の国家家族計画調整委員会(BKKBN)の再建目的で40万米ドルを割り当てた。
この資金は、災害によって破壊されたリプロダクティブヘルスサービス再建のための800万ドル計画の一部である。これらはBKKBNの通常活動、また、災害によって住居を奪われた人々や、アチェ州の一般の人々がリプロダクティブヘルスサービスにアクセスしやすくなるよう、避妊用具を提供するという目的に使われる。
ベルナルド・コクラン国連人口基金インドネシア事務所長は、「アチェ州におけるリプロダクティブ・ヘルスと家族計画サービスの緊急対策は、不可欠である。キャンプに住んでいる人々の間から、特にこのような大変な時期に、望まない妊娠を回避するため、避妊用具の要望が報告されたためである。」と述べた。
BKKBNは、津波後のアチェ州における緊急リプロダクティブ・ヘルス計画を実行する上で国連人口基金のパートナー組織であり、妊娠可能な年齢層、妊娠中の女性、結婚しているカップルを対象としている。同組織は、家族計画と安全な妊娠と出産、その他の関連サービスを提供している。