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国連人口基金(UNFPA)は今日(8月4日)、UNFPAの活動を支えようという草の根の寄付金により200万ドル以上が集まったという「3400万人フレンズ・キャンペーン(34 million Friends of UNFPA)」の発表に対し歓迎の意をあらわした。

オベイド事務局長は、このキャンペーンの創始者であるロイス・アブラハム(Lois Abraham)とジェーン・ロバーツ(Jane Roberts)に対して謝意を示した。この二人がキャンペーンを立ち上げたのは、2002年にアメリカ政府が議会の承認を無視して国連人口基金に 3400万ドルの拠出を取り止めたときのことである。(なお、先月、アメリカ政府は国連人口基金への拠出を3年連続で差し控えると表明した。[7月16日プレスリリース])

オベイド事務局長のコメント:
「こんなに勇気づけられるようなことがかつてあったでしょうか。ロイスとジェーンの功績は、単に女性の生命を助けるための資金を集めたということにとどまりません。彼女たちは、アメリカ国民が世界中の人々と同様に国連人口基金の活動と目標の重要性を認識していることを明らかにしたのです。家族計画、リプロダクティブ・ヘルスケア、安全な母性、そしてHIV/エイズ予防は人間の健康の基本であり、こうしたサービスが世界中あらゆるところでアクセスできるよう、わたしたちは一致協力しなくてはならないのです。」