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「第11回イスラム諸国会議機構(OIC)サミット」がセネガルの首都ダカールで開催され、平和と経済開発の問題に焦点が当てられた。国連人口基金事務局長トラヤ・A・オベイドはこの貧困撲滅への取組みに対して歓迎を表明した。

「女性と若者の健康と教育を推進することは、生産性を高め、政治的、社会的、経済的エンパワーメントにつながり、ひいては貧困を削減できるでしょう。女性は、家族の世話をし、地域社会や国に対して細かいことに気を配るなど、平和と開発を促進し、社会的結束を強めることができるという重要な役割を担っています。」と、国連人口基金事務局長は述べた。

イスラム諸国会議機構について、事務局長は以下の通り続けた。「イスラム諸国会議機構は、21世紀を迎えたイスラム諸国における女性の地位に関する対話を呼び起こすことができる、道徳的権威をもつ政治組織です。国連人口基金は、女性と若者の教育、健康、社会参加を推進し、ミレニアム開発目標を達成するために、イスラム諸国会議機構と連携することに非常に前向きです。貧困撲滅と開発のために資金を投入すべきだというアブドゥライ・ワッド・セネガル大統領による提言を、母子保健の向上への貢献として歓迎いたします。」

トラヤ・A・オベイドは、2001年1月1日付けで国連人口基金事務局長(兼・国連事務次長)に着任した。国連機関の長を務める初のサウジアラビア人である。

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