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UNFPA 事務局長ナタリア・カネムは、構造的人種差別、差別待遇との闘いに関して、声明文を発表しました。

 

アメリカでの白人警官による黒人殺害事件を契機に、世界中で人種差別への抗議活動が勃発しています。

私たちUNFPAは、世界中で広がる人種差別との闘いに団結し、あらゆる形態の差別、疎外、不正との平和的な闘いを支持します。

 

新型コロナウイルス感染症 の大流行で不当に大きな被害を受けたことで、人種の違いに根ざした長年の構造的差別が、アフリカ系の人々や先住民コミュニティの生活や生計にいかに直接的な影響を与えているかが明らかとなりました。

 

UNFPAは、今までも、そしてこれからもこの途方もない困難に立ち向かいます。歴史的に抑圧されてきたコミュニティ、そしてアフリカ系の人々が主導する組織や活動を優先的に支援していきます。

 

平等な社会を築けるか否かは、私たち一人ひとりの行動にかかっています。

マーティン・ルーサー・キング・ジュニア牧師は、「今」動き出すことの大切さを説きました。共に協力し合うことで、私たちは人々とその地域社会の生活に変化をもたらすことができます。そうすることで、私たちは全人類に貢献し、キング牧師の言葉を借りるならば、私たちは歴史の歪みを正義のために正すことができるのです。

 

声明文の本文(英語)は、こちらをお読みください。 

 

また、事務局長は21のアフリカ系の国連幹部職員と連名で、構造的な人種差別と警察の残虐行為についての声明文を発表しています。

詳しくは、こちら(英語)をお読みください。