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過去のキャンペーン

国連人口基金東京事務所が実施した「お母さんの命を守る」キャンペーン(2009-2010)及び「70億人の世界×70億人のアクション」キャンペーン(2011)は終了いたしました。皆さまからは、温かいご支援ご協力を賜り、心より御礼申し上げます。


「お母さんの命を守る」キャンペーン

国連を中心に国際社会がまとめた8つの「ミレニアム開発目標(MDGs)」の中で、最も進捗が遅れているのが、目標5「妊産婦の健康の改善」です。

今も世界では、妊娠や出産が原因で毎日1,000人以上のお母さんが命を落としています。また、たとえ死に至らなくても、たくさんのお母さんが感染症やフィスチュラ(産科ろう孔)などの疾病に苦しんでいます。お母さんの命を守ることは、その子どもや家族が健全な生活を送るためにも、ひいては家族全員の生活の質の向上にとっても重要なことです。

国連人口基金東京事務所では、このような世界のお母さんが置かれている現状について1人でも多くの人に知ってもらい、行動を起こすきっかけとなるよう、さまざまなパートナーと協働し、「お母さんの命を守る」キャンペーンを行いました。

2010年末の時点で、合計3万6,666名のサポーター登録と、キャンペーン終了後の寄付を含む831万4,734円のご寄付をいただきました。寄付金は「妊産婦の健康を守る基金」の一部として、医療体制が整っていない国の安全な妊娠および出産を助ける活動に役立てられました。皆さんの温かいご支援、本当にありがとうございます。「妊産婦の健康」について、詳しくはこちらをご覧ください。

<キャンペーン後も継続する国連人口基金東京事務所「お母さんの命を守る」活動>

  • より幅広い層への持続的なアプローチが可能となるよう、企業との連携を強化しています。国内的には、「お母さんの命を守る」ことの大切さや、妊娠・出産の問題、男性の育児参加などについての意識を喚起し、国際的には、開発途上国における「妊産婦の健康」を守る活動に貢献できるような仕組みを構築します。
  • さまざまなアーティストが「お母さんの命を守る」メッセージソングを制作してくださり、音楽を通じた啓発活動を行っています。これらの曲のダウンロード配信による収益の一部は、「お母さんの命を守る」活動に寄付されます。
  • 政策決定者である国会議員の方々の理解を得られるよう、お母さんの命をテーマにした勉強会や途上国視察などを実施しています。
  • 世界のお母さんの命を守るために何かしたい!自分に何ができるだろう?と思った方は「寄付について(英語)」をご覧ください。

「70億人の世界×70億人のアクション」キャンペーン

2011年10月31日、世界人口は70億人に到達しました。

国連人口基金は、ニューヨーク本部を中心に世界中で様々なパートナーと提携し、この「70億人の日」に向けて、世界各地で様々なイベントや企画を行いました。それを受けて東京事務所は、日本国内で「70億人の世界×70億人のアクション」キャンペーンを実施しました。

このキャンペーンでは、「70億人の世界」に生きるすべての女性、男性、そして子どもが健康な生活を送り、平等な機会を享受できる世界を実現するために、自分ができることを考え、アクションを起こすことを呼びかけました。

東京事務所が実施したキャンペーンの詳細はこちら
本部のキャンペーンの詳細はこちら(英語)


Show Your Selfieキャンペーン

2014年8月12日国際連合(United Nations)、ニューヨーク:
「国際青少年デー」を迎えて、「2015年以降の開発アジェンダ―今後15年間の世界の開発―」において青少年のニーズや権利を優先するよう世界の指導者に対し訴えるために、国連人口基金(UNFPA)とグローバル・シティズン(Global Citizen)が#showyourselfie “セルフィー(自撮り写真)キャンペーン” が行われました。

「#showyourselfie は若者、市民社会、民間企業、政府機関を繋げ、青少年の権利が国家的優先課題であることを主張します。もし今回、この課題が重視されなかった場合、世界の喫緊の課題が対処されないという大きなリスクがあります」とグローバル・ポヴァティー・プロジェクト(世界の貧困プロジェクト)のヒュー・エヴァンズ最高経営責任者は述べていました。

キャンペーンは、人々の写真やストーリーを集め、リプロダクティブ・ヘルス、教育、仕事やライフ・スキルを修得するためのトレーニングなど、青少年の能力強化に対する公的支援や投資を求めるために世界の指導者に提示されました。