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10月19日、20日に行われたG20岡山保健大臣会合に先立つ18日、国連人口基金(UNFPA)アジア太平洋地域事務所は岡山大学、外務省、世界保健機関(WHO)等と共催でサイドイベント「持続可能な国際社会・経済のためのライフ・サイクル・アプローチ」を開催しました。イベントにはG20保健大臣会合参加国からの有識者、研究者、学生など約220人が参加し、このテーマに対する関心の高さがうかがわれました。

UNFPAアジア太平洋地域事務所の森臨太郎がモデレーターを務めたテーマ別セッションでは、世界で急速に進んでいる少子高齢化について日本の事例を中心に、家族政策や少子化対策等を紹介しました。

また、パネルディスカッションでは、日本と世界各国の事例をもとにそれぞれの高齢化社会への取り組みを紹介し、ライフ・サイクル・アプローチを基盤とした政策や事業計画の重要性と、一人ひとりが若いうちから心身ともに健康な生活を送ることが健康寿命につながるということについて議論しました。