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6月3日から20日まで開催中の「上智大学 国連Weeks June 2019」において、6日(木)のキャリア・セッションに上智大学国際協力人材アドバイザリーでもある所長の佐藤が出演しました。会場には学生や一般者だけでなく、熱心な高校生の姿も多く見られ、若者の国際協力への関心の高さがうかがえました。イベント終了後に、学生の数名の方から嬉しいメッセージを頂きましたので、以下、その一部を掲載させていただきます。(ご本人了承済み。)

 

【女子学生2年】

”私は今まで女性差別に対して、漠然としたイメージしか持っていませんでした。今まで、教科書のたった1、2ページの中にまとめられた女性の人権問題を見て、ただ悲しい気持ちになって、無意識のうちに自分の人生からは少し距離を置いたところで女性差別を理解したような気持ちになっていた自分にやっと向き合うことができました。(・・・)いかに自分が生きやすい社会に行きているかに気づいたと同時に、普段はあまり気にも留めないような小さな小さな差別や偏見が日本にも残っていると感じました。(・・・)

 

自分が女の子に生まれてきてよかったと誰もが言えるような世界であってほしい。

 

(・・・)これから世界の問題により興味を持って、常に自分も先進国日本の一人、ではなくて、世界の一人として行動できるように精進していきます。”

 

【男子学生2年】

”(・・・)国際機関において、ご自身のなぜを追及され、立ち向かう佐藤様の言葉に深く感銘を受けました。私としても、そうした国際機関に思いを馳せて、自分の疑問や問題意識に対して素直に行動できる人間に成るべく日々精進していきたいと思います。”

 

今回参加されていた若者たちの、開発途上国の抱える問題に対する当事者意識は非常に高く、佐藤も大変感銘を受けておりました。今後も国連を目指し、ぜひ世界に貢献していってほしいと思います。

 

 

 

 

写真提供:上智大学