国連人口基金は仙台で行われる第三回国連防災世界会議のサイドイベントとして3月15日(日)、「防災における主要アクターとしての女性・少女の展望」と題したシンポジウムを開催しました。
①「エボラ出血熱に対する強靭性」と②「主要アクターとしての女性と少女-責任と機会-」をテーマとした2部構成となっており、弊基金事務局長ババトゥンデ・オショティメインや、エボラ被害を受けた西アフリカの国々から関係者を招き、パネルディスカッションを行いました。
①「エボラ出血熱に対する強靭性」
エボラ出血熱の被害を最も強く受けた西アフリカ3カ国(リベリア、ギニア、シエラレオネ)に注目し、保健システムの災害下における流動性とその脆弱性を考えました。
②「主要アクターとしての女性と少女-責任と機会-」
防災におけるジェンダー平等や女性の権利への国際社会の役割について、ポスト2015防災枠組を支持するジェンダー政策に必要とされる行動や現状の問題点などに焦点を当てたディスカッションをおこないました。
<防災における主要アクターとしての女性・少女の展望>
日時: 2015年 3月15日 9:00-12:00
場所: 東北大学 川内北キャンパス B201
ウェブサイト:東北大学川内キャンパス
*参加費無料、事前申し込み不要
プログラム
9:00-10:30 第1部
エボラ出血熱に対する強靭性
10:45-12:00 第2部
主要アクターとしての女性と少女-責任と機会-
パネリスト
国連人口基金事務局長 ババトゥンデ・オショティメイン
復興委員・元厚生労働副大臣・元復興副大臣 秋葉賢也
公益財団法人ジョイセフ理事長 石井澄江
国際家族計画連盟 南アジア地域事務局長 アンジャリ・セン
インドネシア国家防災庁資料データ データ局長 アグス・ウィボオ
リベリア保健省エボラ対策管理システム副所長 ミアタ・バニャ
国連人口基金リベリア事務所長代表 レミ・ソグンロ
国連人口基金マケドニア事務所代表 ドイナ・ボロガ