近年、国際的な「人の移動」が活発化しています。日本においても、急速に進む少子高齢化、日本人の生活・就業様式の変化、特定の産業における労働力不足、またはいわゆる『グローバル化』等のさまざまな要因が複雑に絡み合って、海外から日本への「人の移動」が増大しています。こうした現状に対し、「人の移動」に関する議論は、国内外でますます盛んに行われるようになりました。この度、「人の移動」という多角的問題にさまざまな立場から関わっている国際機関の日本代表が初めて一堂に会し、海外から日本への「人の移動」の現状、課題、今後の対策について、政府、経済界、学界の提言を交えながら議論しました。東京事務所長もジェンダーの視点から「人の移動」に関する問題やの国連人口基金の取り組みについて話し、議論に深みを加えました。