開催まであと1週間を切ったナイロビサミットを前に、国連人口基金東京事務所は、11月6日にプラン・インターナショナル・ジャパン、ジョイセフとの共催で「国連総会参加報告とセクシュアル・リプロダクティブ・ヘルス/ライツを考える - 国際人口開発会議25周年に向けて - 」と題したセミナーを実施しました。
セミナーは2部構成となっており、第1部では第74回国連総会のハイライトをはじめ、SDG サミットや気候行動サミットの報告と共に、国連総会でのユースの積極的な参加とその貢献についてご報告しました。続く第二部ではユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)達成における性と生殖に関する健康と権利(Sexual and Reproductive Health/Rights:SRHR)の必要性の議論、国連人口基金東京事務所長の佐藤をはじめジェンダー平等や SRHR に取り組む方々が集まり、11月12日~14日にナイロビで行われる ICPD25 に向けて、日本で、世界で SRHR を推進するために何が必要なのかパネルディスカッションをしました。
所長は、グローバルに進む高齢化に関して実績のある日本への期待と、若い世代に SRHR に関連したプラットフォーム作りを続けていく必要があると述べました。
最後に、元国連人口基金東京事務所長、現在プラン・インターナショナル・ジャパンの池上清子理事長より閉会の挨拶をいただきました。池上理事長は25年前のICPD会議にも出席されており、これまでの経緯を振り返りつつ、今後も SRHR を日本の各地域に浸透させていく努力の重要性について述べられました。
国連人口基金、プラン・インターナショナル・ジャパン、ジョイセフは ICPD25へのコミットメントを胸に、ナイロビサミットへ出発します。
また、イベントにいらした方々に #IMarchFor キャンペーンにも参加していただきました。