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今年1月に就任したババトゥンデ・オショティメイン事務局長が初来日し、日本記者クラブ主催の記者会見に出席し、人口70億人に達する世界に向けて今後のUNFPAが取り組む課題と、東日本大震災の被災地における女性支援活動についてご説明しました。

人口問題への取り組みとしては、家族計画の普及による妊産婦の健康の促進、世界人口の半数近くを占める若者へのエンパワーメントを強化していくことをミッションとして掲げました。

また、東日本大震災に対しては、パートナーNGOであるジョイセフとの協力のもと、岩手県を中心とした被災地の女性のために支援パッケージを配布する支援について発表し、日本への励ましのメッセージと共に、現在準備中の支援パッケージを披露しました。

講演後の質疑応答では、事務局長の掲げたミッションに対する詳細を求める問いかけや、日本の国際協力の在り方などについてコメントを求める質問などが次々と上がりました。また講演終了後も、テレビや新聞の取材が相次ぎ、今後の事務局長としての任務への期待の高さが伺える記者会見となりました。