「女性が変えるグローバルヘルスと日本 自分が変わる、社会を変える」を共催しました。

2019年06月25日

聖路加国際大学

写真提供©聖路加国際大学WHOコラボレーションセンター

 

「女性が変えるグローバルヘルスと日本 自分が変わる、社会を変える」を共催しました。

6月25日の聖路加国際大学、大村進・美枝子記念聖路加臨床学術センター日野原ホールにて開催されたセミナーは、聖路加国際大学WHO(世界保健機構)コラボレーティングセンターと共催で、世界から見た日本の働く女性を取り巻く課題と経験について、国際保健分野で活躍する女性が集まり、講演とパネルディスカッションを行いました。

総合司会は、聖路加国際大学看護研究科教授の大田えりか氏が務め、所長の佐藤は開会の挨拶で「女性のエンパワーメントは、女性が自分で自分のからだをコントロールできることが一丁目一番地。今回の登壇者たちは才能があり相当な努力をしてこられたけれど、女性が過剰に頑張らなくても普通に自分らしく生きられる社会になることが必要」と述べました。

写真提供©聖路加国際大学WHOコラボレーションセンター

 

基調講演1ではコロンビア大学社会福祉大学院名誉学部長・教授のJeanette C. Takamura氏が、自身の体験談とともに、日本にもまだ性差別があることに気が付くことの大切さ、日本人女性の生産性の高い働き方が世界でも有名なことから積極的に競争社会に出ていくべきだと会場の参加者を励ましました。

基調講演2では、WHO健康危機プログラムシニアサイエンスアドバイザーの進藤奈邦子氏がWHOでの仕事をはじめ、結婚と子育て、今後の目標について語りました。また、国際社会で活躍するために必要なこととして、資格をできるだけたくさん取っておくこと、論文発表の数を増やすこと、マネジメントの勉強をしておくことなどをあげました。

パネルディスカッションには、講演者に加えUNDPコンサルタント、コロンビア大学連携“Women’s Empowerment”フェローでこのセミナーの発起人でもある岡邦子氏が登壇し、モデレーターはフリーアナウンサーの久保純子氏が務められました。その中で、失敗をしても戦略を変えて挑戦し続けること、固定概念にとらわれず多様なアイディアに触れること、現在の女性のリーダーは次世代のリーダーを育てるために勉強する必要がある、などのメッセージが送られました。

写真提供©聖路加国際大学WHOコラボレーションセンター

 

UNDP駐日代表近藤哲生氏から、SDGs(持続可能な開発目標)達成に向けての国連の取り組みについての説明の後「世界を変える 日本を変える、女性の力で」という力強い閉会の言葉で今セミナーは終了しました。

女性の選択肢が広がりつつある現代で、これから自分はどう生きたいのか、次の時代にどうバトンをつなげるのか、大変エンパワーされたと参加者からは大好評でした。女性のキャリアばかりにフォーカスしたものはあるが、このようにパーソナルな話を聞く機会はない。ぜひこのようなセミナーをまた開催してほしいとの声がよせられました。