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2018年12月より国連人口基金(UNFPA)ラオス事務所に、国連ボランティアスペシャリスト、助産専門家として派遣されている安東萌のフィールド便りです。

 

経歴

安東萌(あんどうもえ)慶応義塾大学総合政策学部で開発学を学んだ後(2006)、保健分野での開発協力の専門家を目指し国立看護大学校へ入学し助産師免許を取得(2011)。その後4年間、都内地域周産期センターの産婦人科病棟や地域の産院にて、幅広く助産業務、婦人科看護業務に携わる。2016年に第1子を出産後、イギリスのLondon School of Hygiene and Tropical Medicineにて、リプロダクティブ・ヘルスを専門とした公衆衛生関連修士で(MSc Reproductive and Sexual Health Research)を取得。修士取得後には、夫の修士課程学習先のイギリスのリバプールに帯同し、現地にて第2子を出産。リバプールでは公共サービスの受益者として児童福祉センターが行う小児発達観察や、市が行う小児福祉研究におけるグループインタビューなどに母親として参加。

 

慶応大学、国立看護大在学中から国際保健学会学生部会の副代表等として、国際保健を志す学生のための学習機会充実のための活動を行う。2010年、学生団体活動時の仲間と共同し、国際保健・地域医療に携わる保健医療従事者を育成・派遣するNPO: GLOWを共同設立し、6年間、理事・研修事業部長として活動。国際保健・地域医療を目指す若手に対する学習機会(合宿型セミナー、スタディツアー、コンピテンシーベースドセミナーなど)を提供するとともに、国内医療研修(地域病院・保健所・訪問看護ステーション)と海外研修(提携団体フィールドでの活動、自由海外学習(修士課程取得等))を組み合わせた研修プログラムを作成・運営し、看護師、助産師、医師を派遣してきた。

 

2018年12月末より日本政府プログラムであるグローバルヘルスイニシアティブ(1年間プログラム)1期生となり、国連ボランティア(UNV)スペシャリスト助産専門家としてUNFPAラオス事務所に派遣された(夫と子2人を帯同)。2019年12月からはUNFPAラオス事務所との直接雇用のUNV助産専門家として継続的に活動をしている。