ナッケン鯉都
スリランカ事務所代表・モルディブ事務所長
国際基督教大学教養学部卒業後、NGO勤務を経て、大学院留学(ニュースクール大学)で非営利団体の経営を専攻。卒業後、国連開発計画(UNDP)の本部でコンサルタントとして働いた後、JPOとしてフィジーにあるUNDP南太平洋地域事務所で国連調整官として勤務。イタリアのトリノにある国連システムスタッフ・カレッジ、UNDPエチオピア事務所、国連人口基金(UNFPA)ベトナム事務所勤務を経て、2017年2月より現職。東京都 出身。
スリランカ事務所の代表として、政府諸機関やドナー、NGOとのパートナーシップ構築、プログラムの監督、事務所の運営全般を取り仕切る。スリランカは母子保健の分野ではかなりの実績がある中産国なので、UNFPAの支援は政策レベルでのアドボカシーが中心となっている。特に力を入れている分野はジェンダーに基づく暴力(GBV)への対応と削減、若者の平和構築プロセスへの参加、性教育、政府の国勢調査・統計担当機関への技術支援など。また、毎年のように起こる洪水・地滑りへの対応として、人道支援プログラムも行っている。
モルディブ事務所の所長としても、同様の業務を担当。モルディブも中産国であるため、政策レベルで、特に若者の性と生殖に関する健康や、国の開発プロセスへの参加に関連した提言をしている。
UNFPAが2017年に支援した家族計画プログラムの評価報告書発表の様子(スリランカ保健省の方々と共に)
GBV撲滅の一環として、女性の政治参画を推奨するキャンペーン"Elect Her, End Violence"の記者会見
スリランカ事務所が実施するGBVに関するプロジェクトを支援するカナダ政府との同意書調印式(2018年1月)
Youth4Youth プログラム(北部アヌラーダプラ県の地域シンポジウムに参加した若者と共に)
若者のソーシャルイノベーションを支援するiVoiceプロジェクト最終日の様子