2012年9月14日、早稲田大学 国際会議場にて、パネル討論「高齢化における国際機関による情報と経験の共有」に、所長の佐崎が「高齢化に進む世界へ-UNFPAからの提言」と題し、講演を行いました。講演では、昨年、世界人口が70億人に達し、60歳以上の高齢者の比率は多くの国で確実に上昇傾向にあるということ、さらに2050年までに世界の高齢者の80%が新興国や開発途上国で生活することになると予測されていることなど、高齢化が加速している世界の現状を説明し、推測される課題に対して、既に高齢化が進んでる日本の高齢化対策をいかに応用し、日本の開発援助における貢献とビジネスチャンスへの可能性を示唆しました。最後には、10月1日に発表する高齢化に関する報告書とそれに付随し開催されるシンポジウムについて言及し、会場からも世界の高齢化に対する興味深い意見や質問を受けました。
講演の様子