現在地

場所:有楽町朝日ホール
主催:駐日国際連合諸機関、朝日新聞社 後援:外務省、内閣府男女共同参画局
協力:グローバル・コンパクト・ジャパン・ネットワーク(GC-JN)

3月8日は「国際女性の日」です。これは社会全体の取り組みによって、女性たちが平等、安全、開発、組織への参加に関してどこまで可能性を広げてきたかを確認すると同時に、今後のさらなる前進に向けて話し合う日として設けられた記念日です。

今年は「国際女性の日」が制定されてから、ちょうど100周年にあたり、駐日国連諸機関は約600名の一般の方を招待し、公開シンポジウムを朝日新聞社と共同で開催いたしました。

今年は「女性が地球を元気にする」というテーマを掲げ、世界で活躍している女性3人と、宇宙飛行士の山崎直子さん、大地さんご夫妻を迎え、女性が社会で活躍していくためにはどうすべきか、どのような社会を目指すべきかについて、話をして下さいました。

グローバルトークに出演された白木夏子さんは、「エシカル・ジュエリー」というコンセプトのもと、”ジュエリーの生産に関わる全ての人の幸せを最大化し、社会や自然への負の影響を最小限にする”ことを目的として起業された方です。英国の大学卒業後、国連人口基金ベトナム事務所でインターンの経験をされたことや、2009年から2010年に国連人口基金東京事務所が実施した「お母さんの命を守るキャンペーン」にも協力団体としてご支援して下さったこともご紹介されました。

ご登壇された3人の女性と山崎さんご夫妻が、それぞれの立場での経験をもとに発言され、女性がさらに社会に進出するためには、女性が働ける環境を整える必要があることはもちろん、男性に対しても、家事や育児の役割を分担しやすい社会システムづくりが必要であると気付かされたシンポジウムでした