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中央大学の生徒と教員の方を対象に、所長の佐崎が「人口問題と国連人口基金の活動」と題する講演を行いました。

講演では、世界の人口問題やミレニアム開発目標について、国連人口基金の具体的な活動内容を交えて説明しました。活動事例としては、ニジェールの「夫の学校」を紹介しました。また、ミレニアム開発目標の中で最も達成が困難であると考えられている目標5「妊産婦の健康の改善」の課題や現状を紹介し、目標達成に対する世界の取り組みを解説しました。その中で、先月横浜で行われた第5回アフリカ開発会議のサイドイベントとして開催された「『妊産婦の健康に対する投資の効果:「家族計画2020」と「アフリカの妊産婦死亡削減加速化キャンペーン(CARMMA)」』シンポジウムに触れました。

講演後の質疑応答の時間には、中国の人口問題、少子化やジェンダーのプログラムについて有意義な質問交換が行われ、議論が深まる場となりました。