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カメルーンのヤウンデにて5月3日から5日、「第一回 TICAD V進捗状況報告 上級職員及び閣僚会合(First TICAD V Monitoring Meeting)」が開催されました。国連人口基金からは、アフリカ連合委員会及び国連アフリカ経済委員会担当連絡事務所代表、西・中央アフリカ地域事務所代表、そして東南アフリカ地域事務所代表とともに、東京事務所所長の佐崎が出席しました。この会議では、岸田文雄外務大臣が開催国カメルーンのムココ=ムボンジョ外務大臣と共同で議長を務め、日本が想定を上回るスピードで支援を行っていること(TICAD Vにおいて5年間でODA約140億ドルを含む最大320億円の支援を約束し、すでにその約1/4に相当するODA総額35.1億ドルを昨年1年間で支援)を報告し、今後も引き続き公約した支援を遂行することを明言しました。「ポスト2015開発アジェンダ」のセクションにおいては、達成されなかったミレニアム開発目標の第4、5目標、特に国連人口基金にとって重要である、第5目標の「妊産婦の健康の改善」(ターゲットA:妊産婦死亡率を3/4削減する ターゲットB: リプロダクティブ・ヘルス(性と生殖に関する健康)の完全普及)について、今後も取り組んでいくべきであるということが確認されました。また「若者女性のエンパワーメント」についての特別セッションが開催され、アフリカの開発には女性と若者への支援の重要性が強調されました。