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一般財団法人国際開発機構(FASID)主催の、「平成25年度国際開発入門コース」に所長の佐崎が講師として招かれ、「保健・人口問題」という題で講演を行いました。
講演では、主にミレニアム開発目標5「妊産婦の健康の改善」について取り上げ、世界における少女の妊娠・出産に関わる問題や、児童婚について説明しました。「妊産婦の健康の改善」の達成に向けた、ニジェールやカンボジアにおける国連人口基金の活動事例を取り上げ、改善の遅れを指摘したほか、課題解決にあたっての男性参画の重要性について訴えました。また、高齢者分野における国連人口基金の活動についても説明し、高齢者の基本的人権が損なわれている現状について述べました。
講演では、国際開発・国司協力分野に関心の強い方々と双方向に活発なやり取りがされ、有意義な意見交換を行いました。