6月11日(金)に、神戸国際会館で、国連人口基金東京事務所、財団法人神戸国際協力交流センターと神戸アジア都市情報センターの共催による、国連人口基金セミナー「災害から母と子の命をまもる―アジアの取り組み―」が開催されました。
阪神・淡路大震災から15年目の2010年には、ハイチ、チリを大地震・津波が襲い、アジアでもまたこの数年間に、スマトラ沖大地震、バングラデシュ、フィリピン、ベトナムの洪水、台風など、繰り返し自然災害が発生しました。このセミナーでは、災害の教訓をどう活かせばよいのか、災害時に弱者となりうる女性や子どもに配慮した防災のあり方について、国連人口基金の果たす役割とともに、アジア6カ国6都市の取り組みを紹介し、一般参加者も交えて話し合いました。
国連人口基金からは、アジア・太平洋地域事務所副所長のナジブ・アシフィ(Najib Assifi)が第1部で「自然災害における母子保健―国連人口基金の役割」と題した発表を行ったほか、各都市の代表が参加した第2部で、東京事務所長の池上がコーディネーターとして参加しました。