現在地

司法研修所(埼玉県和光市)で行われた平成24年度判事任官者実務研究会にて、所長の佐崎が「国際機関の現場から見た人権」というテーマの講演を行いました。 この講演で佐崎は、人権を扱う国連機関の紹介や、人権分野での国連の活動などの具体例をあげながら、国際社会の中の人権の歴史について、82名の判事官の方たちにお話ししました。また、国連人口基金の活動の紹介に加え、ミレニアム開発目標の5番「妊産婦の健康の改善」に対する国際社会の取り組みを説明したほか、リプロダクティブ・ヘルス/ライツについて判事任官者のみなさんに考えていただきました。質疑応答では、日本や世界の判例における人権の侵害などについて様々な意見交換が行われ、密度の濃い講義となりました。