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2022年は、世界中でかつてないほどの紛争が起こった上に、COVID-19パンデミックの影響や経済的格差の影響で7500〜9500万人が極度の貧困に追いやられるなど、厳しい年となりました。そんななか、UNFPAは世界中の60の緊急人道支援の現場で3,000万人の女性と若者に生命を救うサービスを提供するために人道支援を拡大するだけでなく、政府からの公約や新しい資金調達メカニズムを活用して性と生殖に関する健康と権利 (SRHR)を推進する取り組みを強化してきました。また同年、世界人口が80億に達するという歴史的な出来事も起こりました。その一方で、特に妊産婦死亡率の削減のための活動が加速され、持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けてさらなる取り組みが必要であると報告されています。

この「2022年 年次報告書」では、UNFPAが世界中の人々の「性と生殖に関する健康と権利 (SRHR)」 を守るために、どのような活動を行ってきたか、そして日本を含めたドナー国のUNFPAに対する貢献が紹介されています。