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ニュース
2009年03月21日
UNFPA発 世界の声が聞こえますか?第6回 『伝統に代わる案 少女を守るため両親を説得』(ケニア)
アフリカ東部の国ケニアに住むマサイ族のレディーさん(13歳)は、両親と離れて首都ナイロビ郊外にある「タサル救援センター」で生活しています。「一年前、父が『儀式』を受けて結婚しなさいと言ったの。嫌がるわたしを、父は怒って許してくれなかったわ」と言います...
2009年03月12日
女性の健康と権利促進のため、米国は国連人口基金に資金拠出を再開
3月11日、バラク・オバマ(Barack Obama)米国大統領は一括歳出法案に署名し、国連人口基金(UNFPA)に対する資金援助の再開を決定した。 国連人口基金事務局長トラヤ・A・オベイドは、これは、女性の健康、権利、そして平等に対するオバマ大統領の意識の高さを示すと評し、「本日は世界中の女性と女児、そして彼女たちの家族にとって画期的な日です。オバマ大統領が、... 続きを読む
2009年03月11日
国連人口部が最新の将来人口推計を発表 ― 自主的な家族計画の普及を
国連は、2050年の世界人口推計を公表した。これを受け、国連人口基金(UNFPA)事務局長トラヤ・A・オベイドは、カップルが子どもの数を自由に決められる権利を行使するための手段が必要であると訴
2009年03月08日
国際女性の日を迎えて
国際女性の日を迎え、女性と女児への暴力をなくすため、皆が手と手を取り合って取り組むことを提唱します。 紛争等の状況下では、人身売買、家庭内暴力、「名誉犯罪」(家族が、レイプなどの被害にあった身内の女性を「不名誉な」行為をしたいう理由で殺すこと)、児童婚、FGM/C(女性性器切除)、... 続きを読む
2009年03月07日
UNFPA発 世界の声が聞こえますか?第5回 『マイクロ・クレジット 少額融資で女性の自立を助ける』(チャド)
アフリカ中央部の内陸国チャドのマヨ・ケビ州に住むアナトウさんは、貧しい生活に苦しんでいました。そこで、周りの女性たちとグループをつくり、国連人口基金が支援しているチャド政府の「女性省」からお金を借りて、井戸を掘ったり、手作りの工芸品を売る市場を開いたりしました。
2009年02月28日
UNFPA発 世界の声が聞こえますか?第4回 『若い妊婦に救いの手 手術や社会復帰を経済援助』(ニジェール)
アフリカの国ニジェールの南部に住むカブラさん(25歳)は15歳で結婚し、3人の子を産みました。 しかし、2人を亡くし、3人目の出産の時、荷馬車で病院に着くまで2日間も陣痛で苦しんだために、「フィスチュラ(産科ろう孔)」という病気になりました。長い時間圧迫されたために、... 続きを読む
2009年02月24日
エジプトの医師とニカラグアのNGO、2009年国連人口賞を受賞
エジプト人医師のマフムード・ファターラ(Mahmoud Fathalla)氏とニカラグアのNGO ニカラグア・コミュニティ活動(MCN)が、2009年度国連人口賞を受賞した。国連人口賞(United Nations Population Award)は、人口問題及び人々の健康改善のために最も優れた業績を上げた個人と団体に授与される。 マレーシア国連大使であるハミドン・アリ(Hamidon... 続きを読む
2009年02月21日
UNFPA発 世界の声が聞こえますか?第3回 『父親参加のプログラム 育児や家事の協力をうながす』(タイ)
タイの首都、バンコクにあるバーンケーン病院の一室で、一週間前に出産を終えたジェンジラさんが言いました。「妊娠してから夫のウォラユットは、家事の手伝いをしたり、健診について来てくれたりしたわ。赤ちゃんの世話も良くしてくれるのよ」.
2009年02月14日
UNFPA発 世界の声が聞こえますか?第2回 『若年結婚 土地の習慣で親に決められて』(エチオピア)
エチオピアの北西部にあるアムハラ地域に住む12歳のサラエさんは4か月前に結婚してから、主婦をしています。小学校には通っていません。相手は会ったこともなかった10歳年上の男性で、2人の両親が決めた結婚でした...
2009年02月07日
UNFPA発 世界の声が聞こえますか?第1回 『 移動式クリニック サイクロン直後でも安全に出産』 (ミャンマー)
ミャンマーをサイクロン「ナルギス」が襲ったのは、2008年5月のことでした。 南西部に住む妊娠9か月のマー・テイさん(22歳)は、夫と子どもを失いました。数日後、彼女は村の修道院の周りで人だかりを見つけました。国連人口基金(UNFPA)とミャンマー医療協会による、移動式クリニックです。... 続きを読む