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新井さつき

UNFPAケニア事務所 ジェンダー専門官(JPO)

 

法政大学法学部卒業後、イギリスマンチェスター大学院にて国際開発学の公共政策マネジ
メントを専攻。修士号を取得後、イタリアに本部を置く、国連食糧農業機関および国際農
業開発基金に経てインターンシップを経験し、在パキスタン日本大使館にて草の根委嘱員
として勤務。その後、特定非非営利法人日本紛争予防センター(現:Reach Alternatives)
にてジェンダーに基づく暴力(GBV)の事業に従事。ミャンマーのUN Women事務所での
国連ボランティアを経て、2020年1月より現職。東京都出身。

 

UNFPAのケニア事務所ではジェンダーチームに所属し、GBVおよび女性器切除(FGM)
や児童婚などの有害な慣習の予防と対応に従事。特にケニアはFGMに関して、大統領が
2022年までの根絶を宣言し、世界の中でも積極的な動きを見せている国の一つとなってい
る。そのため、UNFPAケニア事務所のメンバーとして地方政府のFGM撤廃の政策・行動
計画の策定、啓発活動、被害者支援としての医療・カウンセリングサービスの提供などを
行っている。また、日本の企業との連携事業にも力を入れており、明治ホールディングス
株式会社との首都ナイロビのスラムにおける生計能力向上支援、パナソニック株式会社と
のソーラーランタン配布を通した女性の収入向上及び青少年の教育・健康改善事業を主導

している。