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ウクライナ:マリウポリ産院爆撃に関するUNFPA事務局長 ナタリア・カネムの声明

ウクライナ:マリウポリ産院爆撃に関するUNFPA事務局長 ナタリア・カネムの声明

Statement

ウクライナ:マリウポリ産院爆撃に関するUNFPA事務局長 ナタリア・カネムの声明

calendar_today 10 3月 2022

マリウポリの産院への爆撃は、ゆりかごを一瞬にして墓場に変えてしまう恐ろしい行為です。私は、国際人道法と罪のない市民を軽視した行為を強く非難します。

 

病院を包囲し、赤ちゃんや子どもたち、妊産婦、命を守ろうとする医療スタッフに爆弾を落とすことは、正当化できない極めて残酷な行為です。

 

新しい命が誕生する瞬間、それは本来喜びに満ちた瞬間であるべきですが、死、破壊、戦慄、恐怖により、命を脅かすものへと一変しています。国際人道法及び人権法の遵守に基づき、どこにいようと一般市民の保護が最優先されなければなりません。

 

女性と少女には、命を救う医療を受ける権利があり、医療従事者や関連施設が標的にされることは決してあってはなりません。

 

私は、国際社会が女性と少女を支援し、保護するために必要なあらゆる資源を投じることを強く求めます。

 

すべての人道支援者は、ウクライナの人々の緊急ニーズに応える支援やサービスを提供できるよう保障されなければなりません。

 

ウクライナの人々にとって何よりも必要なのは平和です。

 

私は、軍事攻撃の即時停止と全ロシア軍のウクライナからの撤退を求める国連事務総長の呼びかけを支持します。

 

この戦争は今すぐ終わらせなければなりません。

 

本文は当該記事を、駐日事務所にて翻訳・編集したものです。

 

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