日時:2009年7月4日(土) 17:00~20:00
場所:国連大学ビル 広場
6/29(月)より開始した世界人口デー記念特別展示「アフガニスタンのお母さん」の関連イベント、「アフガニスタン・レインボープロジェクト Rainbow Project for Afghanistan ~Speaking about Mums and Kids~」を、国連大学ビル前広場で実施しました。
灯りの乏しい夜を過ごしているアフガニスタンの子どもたちのために、「光を送ろう」をテーマに企画された今回のレインボープロジェクト。
イベントのひとつとして行われたキャンドル・ワークショップには、シンポジウム「お母さんと子どものために」に御臨席を賜った秋篠宮妃殿下にもお立ち寄りいただきました。妃殿下には、使用済みの油からろうそくを作る方法、また作成したろうそくは、アフガニスタンの子どもたちに向けて送られることについて説明いたしました。
キャンドル・ワークショップは、特に子どもたちに人気があり、お母さんやお父さんと一緒に楽しみながらろうそくを作っていました。また、来場者の方々には、ろうそくやクレヨンを多数お持ちいただきました。これらはすべてアフガニスタンの子どもたちに送られます。
広場中央には、ステージが設置され、トークショーとライブが行われました。日没後には、来場した皆さんが作ったろうそくをステージ脇に並べて点灯。アフガニスタン大使に登壇していただき、ろうそくに点火していただきました。キャンドルでライトアップされたステージは幻想的で、道行く人も足を止めてゲストのトークやライブに耳を傾けていました。
TOKYO FMのパーソナリティー石川實氏がホストを務めるトークショーに、当事務所の所長補佐である上野が出演し、国連人口基金の活動や、「お母さんの命を守るキャンペーン」 について、また日本にいる私たちができる国際協力についてお話しました。
屋台やその他イベント会場内での売上の10%は、寄付としてアフガニスタンへのろうそくやクレヨンの輸送費に当てられます。
当事務所も、より多くの方に国連人口基金の活動や「お母さんの命を守るキャンペーン」について知ってもらうため、会場にブースを設けました。興味を持って熱心に話を聞いて下さった方、キャンペーンのサポーター登録をして下さった方、どうもありがとうございました!
●トークショー
石川實氏(TOKYO FM パーソナリティー)、後藤健二氏(ジャーナリスト)、駿渓トロペカイ氏(アフガニスタン女性の教育支援NGO代表)をお招きし、アフガニスタンの今と日本の関わりについてお話いただきました。
●キャンドルワークショップ
「アフガニスタンの子どもたちに光を送ろう」をテーマに、廃油からろうそくを制作する体験ワークショップ。作ったろうそくは、来場者に持参してもらったろうそくとともに、アフガニスタンに送られます。
●キャンドルライブ
キャンドルでライトアップされたステージで行うアコースティック・ライブ。地球環境にも配慮し、ステージで使用する電気はすべてバイオディーゼル燃料を使用します。
●エスニック屋台村
アフガニスタン料理をはじめとして、エスニック料理の屋台が並びます。食べ物を通した文化交流です。