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人道主義的活動を行う、女優そして作家としても評価されているアシュレイ・ジャッド(Ashley Judd)氏が、国連人口基金(UNFPA)の新しい親善大使として任命された。

「女性が出産で命を落とさないために、そして女性がいつ何人子供が欲しいか決められる権利が保障されるためには、まだ世界中にはすべきことがたくさんある、ということに関心を持ってもらえるよう、アシュレイとUNFPAは力を合わせて尽力します」とUNFPA事務局長ババトゥンデ・オショティメインは述べた。「また、私たちは若者の権利と尊厳を守り、彼らが安心して、豊かな生活を営み、そして彼らの手でより良い世界を築くために協力していきます」。

社会的に公正な世界の実現に尽力しているジャッド氏は、女性や少女の性と生殖に関する権利(セクシュアル・リプロダクティブ・ライツ)は、貧困の撲滅と持続可能な開発において中心的な役割を果たすと考えている。また、彼女は全ての少女と少年が安心してエンパワー(能力強化)された状態で成人期を迎えられる権利の保障、そして、あらゆる形のジェンダーに基づく暴力の撲滅を精力的に提唱している。

「私自身、世界的に、人々の生活に直接触れ、手助けを行う国連の活動を見てきて、UNFPAの公式なパートナーとなることはごく自然なことであり、やりがいを感じています」とジャッド氏は述べた。「こうして親善大使としてお声をかけて頂いたことは大変喜ばしく、特に女性として産まれたことで生じるあらゆる不正に終止符を打つために重大で意義のある責任を担うこの役割を喜んで引き受けました。少女として産まれる事は罪ではありません―それは特権なのです。あらゆる場所で暮らす全ての女性や少女たちの可能性を活かせるよう、できる限りのことをしたいと思っています。女性や少女たちのための活動を行うこと、それはそれ自体素晴らしいことなのですが、そういった活動がさらに地球上の人類の発展にもつながると信じています」。

The time is now: A call to end female genital mutilation, child marriage and son selection by 2030 (English)

Empowered girls can change the world, say UNFPA head and Ashley Judd (English)