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立教大学文学部史学科卒業後、日本IBM株式会社に勤務。その後大学院留学(モントリオール大学人口統計学博士課程満期退学)、国連人口基金(UNFPA)セネガル事務所にJPOとして勤務。ニューヨーク本部アフリカ局およびチャド事務所勤務の後、国際協力機構(JICA)コンゴ民主共和国事務所勤務を経て、2012年6月より現職。愛知県名古屋市出身。

事務所の副代表として、政府機関への国別援助プログラムの計画、実施、評価を担当している。特に家族計画プログラムの推進、性差に基づく暴力の削減、国勢調査への技術援助が現在のプログラムの最優先分野である。代表をサポートして、事務所の運営、管理(人事、財務、総務など)にも携わっている。コンゴ民主共和国には、国連平和維持軍が派遣されており、また多数の隣国からの難民(主に中央アフリカ共和国、ブルンジ、アンゴラから)および国内避難民を抱えているため(約200万人)、国の開発援助プログラムに加えて、人道支援プログラムも実施している。

またコンゴ民主共和国事務所では、2013年には日本政府からの200万ドルの拠出金をもとに、赤道州北部とマニエマ州における緊急産科・新生児ケアの質の向上のためのプロジェクトを行っており、その担当も務めた。