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国連人口基金事務局長のナタリア・カネムが初来日しました。滞在中は、堀井巌外務大臣政務官松山政司内閣府特命担当大臣、上川陽子法務大臣などの政府関係者や、国際人口問題議員懇談会(JPFP)の国会議員の方々と面会し、持続可能な開発目標の達成に向けて、国連人口基金が取り組んでいる人口問題やグローバルな保健分野における活動について、意見交換をしました。

 

また、NHK朝日新聞毎日新聞など、メディアのインタビューに応えて、性に基づく暴力を受けたロヒンギャの女性や女子を保護し、身体的心理的な支援を行うセーフ・スペースの必要性などについて訴えました。


英国大使公邸にて開催された講演・レセプションでは、ポール・マデン駐日英国大使や福田康夫元総理のご挨拶の後、国連人口基金の活動内容について語り、特に人道危機における性に基づく暴力をなくし、女性や少女のエンパワーメントの重要性について講演を行いました。また、講演後にはデヴィッド・エリス駐日英国大使館主席公使と共に、英国政府とUNFPAの連携について語りました。


さらに、「国連人口基金の事務局長と語ろう!~若者のエンパワーメント~」と題したイベントを上智大学で行い、日本の若者と直接対話する場を持ちました。事務局長は、セクシュアル・リプロダクティブ・ヘルス/ライツの現状を解説し、SDGs、特にUNFPAが重きを置く健康・福祉の推進とジェンダーの平等などについて語りました。

 

短い日本滞在の後、国連事務総長がコックス・バザールのロヒンギャ難民キャンプを訪れるミッションに参加するために、バングラデシュに向かいました。